“「どうしてブツブツ言うの、パパ、気分でも悪いの?」。少し後で、瀕死の者の平手打ちを受ける前に、息子は父親の顔をしげしげと見る——何事も語らない顔を。これは現代の寓話だ。”——— pp.235-236
全ての親は、もともと子である。 子を産めば簡単に親になれるわけではない。 親になるためには、まず自分が「自分はなんでもできて、なんでも要求できる」 という子の立場を放棄して、大人にならなければならない。 しかし、今の親はどうだろう。 モンスターペアレンツのような全能性に取り憑かれたような親ばかりだ。 そして、子としての要求を自分の子に押し付ける。 叶わなければ平手打ちをする。 何も言わずに。 暴力は語らないのだ。 その子はいったいどうなるのか。 ドグマ人類学への入り口。
UCD
BOOK'S SELECTION
写真集ひきがね — 抵抗する写真×抵抗する声
ECD 文; 島崎ろでぃー 写真
ころから
2016年
“デモの現場で育った「よりよき社会」は僕たちの大きな財産だと思う。僕たちは間違いなく強くなっている。” ——— p.132
この国の民主主義の最前線が記録されている。 路上の運動から抵抗の声だけでなく人々の生の声が聞こえ希望を感じる。 差別を阻止するために「奴らを通すな!」と路上に転がり込み阻止しようとする人々、国会前で安保法案に反対し「言うこと聞かせる番だ俺たちが!」と声をあげたSEALDsの学生などが写っている。 3.11の東日本大震災以降、この国の行く末を自らの行動で決めていく無名の個人がいること。 この写真集はそれを記し、後世に伝えていく。
ヤベシンタ
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