“肯定すること、それは軽くすることであり、(...)、生の価値であり、生を軽やかで能動的なものにする新たな諸価値を創造することである。”——— p.357
SEALDsは個人を高貴なものにする一つの仮面である。われわれは一つの価値に埋没せず、反動的にならず、自分の無能力を嘆いたりしない。われわれは、苦悩を笑い飛ばし、この社会で遊び、ステップして踊ることで重くるしいものを軽やかにする。われわれの活動は、ルサンチマンからくるリアクションではなく、緊急のアクション、「〈実存の様式〉の能動的表現」である。SEALDsと共鳴する生の肯定の書。誤読かもしれないが、ヒントはこの本の中から得た。
UCD
BOOK'S SELECTION
権力政治を超える道
坂本義和 著
岩波現代文庫
2015年
“国際政治の主体の最終的な単位として、 国家を想定するということは、裏返していえば、国家と国家との間の国際関係は、一種のアナーキーの状態” ——— p.126
日本の戦後平和主義と憲法の繋がりを考える。権力政治を重視した軍事的な勢力均衡には「最悪事態主義」が常に付きまとう。最悪の事態を免れるための軍事的な措置は当然軍事競争を促進させ、想定される「最悪事態」は、より悪化する。 不信感に基づいた駆け引きにより生まれる国家間の緊張関係 を信頼によって払拭しようとする態度は、まさに日本国憲法の前文と重なるのだ。日本の平和主義に触れながら、改めて新しい世界の在り方を思考してみよう。
みつ
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