“イスラエル人であれ、パレスチナ人であれ、それぞれの立場から「平和」を求めているはずです。”——— p.4
現代において最も深刻な民族紛争のひとつである、パレスチナ・イスラエル問題。 これは単なる宗教対立ではない。 世界が経験してきた歴史の縮図であり、近代国民国家が生み出した問題でもあり、 また、差別とは何かを私たちに問いかけるものでもある。 パレスチナ・イスラエルが語る歴史はあまりにも重く、 複雑で、今なお解決の糸口は見えてこない。 しかしだからこそ、このことを踏まえた上で、 現実を変えるために私たちは繰り返し考えていきたいのだ。
もえこ
BOOK'S SELECTION
切りとれ、あの祈る手を — 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話
佐々木中 著
河出書房新社
2010年
“何も終わらない、何も” ——— p.170
「革命の本体は文学である」 このことを、人生でもって示した偉人たちの五つの夜話。 彼らの長い闘いの記憶は、ある一人の男によって編集された。 突如、公に姿を現せた謎の作家、佐々木中だ。作中に登場するルターや、ムハンマドなど、彼らの革命の「祈り」は、彼らにとって知る由もなかったこの作家によって、 僕らに届けられた。 ならば、現代はどうか。答えは次の文に如実に表されている。 「取りて読め。 筆を執れ。そして革命は起こった。」
Dai
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