“在特会とは何者かと聞かれることが多い。そのたびに私はこう答える。 あなたの隣人ですよ―。”——— p.364
この本の前半には、在特会のトップの桜井の半生や、その他の会員の素顔や本音または在特会の起こした事件や「反在日」のルーツが書かれている。後半は離反する会員や、豹変してくるリーダー、広がっていく標的について書かれている。この本にでてくる登場人物に共感を持てる人もいるかもしれない。だからといって、ヘイトスピーチは許されるものではない。そしてこれがオリンピックを控えた日本の現状である。このヘイト問題も私達に問われている。
リョウ
BOOK'S SELECTION
私たちの声を議会へ — 代表制民主主義の再生
三浦まり著
岩波現代全書
2015年
“私たちの生にまつわるあらゆる問題は政治の問題だ。” ——— p.200
なぜ私たちの声は議会へ届かないのだろうか、いかにしてこの状況を乗り越えればよいのだろうか。本書において筆者は、これらの問いに真摯に向き合う。選挙やデモだけではない、政治に声を届ける方法は様々にある。市民と政党との豊かなコミュニケーションこそが、代表制民主主義再生の鍵となる。政治とは政治家だけでなく、お金持ちのエリートだけでなく、この国に暮らすすべての人のものだ。これは、紛れもないあなたの話なのだ。
塩田潤
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