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【参院選 熊本】立候補者 あべ広美インタビュー


現在行われている参院選、熊本県の立候補者、あべ広美さん。
はじめての野党統一候補者であるあべさんに、
熊本の好きなところ、立候補の理由や、大学時代は何をされていたか…….などなど、様々なお話を伺いました。

だれに投票しようかと考えていらっしゃる熊本の方の、判断材料の一つになればと思います。

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キロクマ!熊本素材写真アーカイブス(http://kumamoto.photo/archives/

 

── 私が沢山の人から選ばれたのであれば、精一杯やるしかないなって、もうそれしかなかったですね。

今日はよろしくお願いします。まず早速なのですが、熊本の今の状況についてお聞きかせいただければと思うのですが・・・

あべ広美さん熊本はやっぱり前々から保守が強いし、自民党支持者の方が多いところだなというのは感じますね。保守的で、あんまり「現状を変えなきゃ!」みたいな声がそんなに強い所ではないな、っていう気はします。

震災については・・・地震があって、二極化というか。熊本市内も、けっこうひどい地震はあったんだけど、街中に行くと人は買い物をしていて、外食をして…ってできているんですね。だけど、被害の大きい益城町や御船町や南阿蘇に入ると、本当に前とは違う風景が広がっていて。

たとえば益城町の体育館には1500人ほどの被災者の方が避難生活をしているんですが、あそこだけが時間が止まっているような感じになってる。駐車場なんかも、昼間は誰も人がいないのに、場所取りにペットボトルとか置いてらっしゃるのね。だから夜にはみんな帰ってくる。家がなくなった方達がそれだけたくさんいるっていうことなんでしょうけど・・・

地震から2ヶ月近く経った今、普通の生活に戻れている人と戻れていない人の格差のような、二つに分かれてしまった感じがすごくしていますね。

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お話がまた、けっこう違うんですけれども、なぜ立候補したのかお聞かせください。

あべ安保法制が強行されたからです(笑)

やっぱりそうですよね。

あべ何年か前から、一部の人から「政治家になったら?」という事は言われてはいたけど、全然そんな気もなかったし。もう、私弁護士の仕事が大好きで。やっぱり弁護士と政治の世界とは違うので、最初は、政治家になる事はものすごく抵抗がありました。

だけど、憲法改正っていう話まで出てきて・・・私も秘密保護法の辺りからは危機感はものすごく強くなっていたんです。で、安保法制が、あのような、成立したとも言えないような、手続きもしないようなやり方で強行採決されて。こんなことをする人達を、今度の選挙でまた大勝させたらどんな世界が来るんだろうと思うと・・・ もしそれを止めるのを託される人間として、私が沢山の人から選ばれたのであれば、精一杯やるしかないなって、もうそれしかなかったですね。

── 野党共闘は私からみると、けっこう自然だった気がします。

野党共闘の動きが、熊本では特に早かったですよね。あべさん自身、野党共闘については特別な思いがあるように思われるんですけれども、野党共闘というのをどう見てらっしゃいますか?

あべ野党共闘は私からみると、けっこう自然だった気がします。

というのも、私自身が弁護士の仕事の中で、労働組合のなかでも連合側の弁護団に入りながら、水俣病の問題では県労連にかなり支援していただいたり、一緒に活動していただいたりしていて、政党の関係でも、それこそ、秘密保護法廃止熊本の会を通じてでも、旧民主党さんから共産党さんまで、それぞれお付き合いをしてきたという流れがありました。

熊本は、あまり政党というのにこだわらず、みんなで一致して頑張ろうという事でやってきていた流れがあったので、私自身はあんまり違和感はなくて。顔が見える関係だったからこそ出来たのかなという気がしますね。

またすごく話が飛んでしまうんですけど(笑)好きな食べ物だったりとか。

あべ好きな食べ物? たこ焼き(笑) あとスイカね(笑)

(笑)あと趣味とか

あべもう私趣味きかれるの一番つらくて(笑) 本当に趣味ってなくて。

聞かれますか?やっぱり。

あべうん。聞かれる。趣味聞かれて、なんて書いたかな…?この間はね、「単純作業」って書いた。趣味じゃないんだけどね(笑)

紙を折ったりとか、のり付けて切手貼ったりとか。同じ事をずーっとしてるのがホントはすごい好きです。今は全然出来ないけど。怒られるから(笑)

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