“離脱の精神を含まぬ単純な『参加』主義は、『翼賛』という名に代表される左右大小さまざまの追従主義を生む。そのことは既に歴史が痛烈に教えている。”——— p.256
「戦後日本の思想家」 と聞かれて真っ先に思い浮かぶのがこの藤田省三である。 彼は「日本思想」の研究者であり、「高度成長期」という時代を見る思想家である。 キーワードは「経験」、平たく言えば事物・事態との相互交渉そのものである。 藤田は時代にそれを喪失させる「管理」の圧制を見た。「テロルとの戦争」、セキュリティという名の「治安」が叫ばれる現代、日本の思想から私たちは学ぶところがあまりに多い。
古谷
BOOK'S SELECTION
文化=政治
毛利嘉孝 著
月曜社
2003年
“警察の弾圧に対して、彼らが手にした武器は石やビンではなくカスタード・パイであった。” ——— p.118
「政治」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべるだろうか。 国会中継? 国政選挙? いやいや! 「政治」とは歌をうたってダンスを楽しむ私たち自身の身近にある「文化」でもある。本来別のものと考えられていた「政治」と「文化」が結びつくことは従来のあの「政治」に大きな風穴をあけるだろう。 私たちはあの夏国会前に集まった。 授業の後、買い物の後、飲み会の後。 堅苦しくてダサい「政治」はもううんざりだ。 これからは私たちが「政治」を変えるんだ。
まっしゅ
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