“けれども、市民的権利がある限り、われわれは秩序を織り直すことができる。”——— p.5
一番楽な選択=難しい情報は全て賢い人に預けて任せること。のはずだった。 原発事故が起きた。 自分の置かれた状況を「知りたい」と思った。知って自分の行動を自分で決めたいと思った。 秘密保護法が施行された。 そもそも情報は誰のものだったのか、秘密保護法という法律によって、情報は自分の手から離れていくことになるのか。 結局、全ての情報を管理することは出来ない。 ただ、情報の在り方を私たちの手でもう一度決めていくことが出来るはずだ。
いたる
BOOK'S SELECTION
〈私〉時代のデモクラシー
宇野重規 著
岩波新書
2010年
“あなたは、誰と一緒に < 私たち > を形成していますか。” ——— p.X
現代では社会関係の唯一の起点が〈私〉になっている。 〈私〉は一人ひとりが強い自意識を持つ。しかし、社会全体としてみると似通っていて、誰一人特別な〈私〉はいない。 どこかで不安や不満を抱えている〈私〉と、路上で声をあげ る〈私〉。立場や理想の違いを越えて〈私〉同士が出会い、 〈私たち〉の輪を広げる努力をすること。求められる民主主義のかたち。政治哲学の研究者である著者の、〈私〉と政治 を結びつける新しい回路を模索する一冊。
藤木耀
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