“警察の弾圧に対して、彼らが手にした武器は石やビンではなくカスタード・パイであった。”——— p.118
「政治」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべるだろうか。 国会中継? 国政選挙? いやいや! 「政治」とは歌をうたってダンスを楽しむ私たち自身の身近にある「文化」でもある。本来別のものと考えられていた「政治」と「文化」が結びつくことは従来のあの「政治」に大きな風穴をあけるだろう。 私たちはあの夏国会前に集まった。 授業の後、買い物の後、飲み会の後。 堅苦しくてダサい「政治」はもううんざりだ。 これからは私たちが「政治」を変えるんだ。
まっしゅ
BOOK'S SELECTION
脱成長(ダウンシフト)のとき — 人間らしい時間をとりもどすために
セルジュ・ラトゥーシュ, ディディエ・アルパジェス 著 ; 佐藤直樹, 佐藤薫 訳
未來
2014年
“自動車の総合平均速度は、毎時6kmを超えないか、歩く速度と大差ありません。” ——— p.73
人類は進歩したのだろうか。 自動車の維持費を稼ぐのに必要な労働時間や、渋滞のときに待たされる時間などを全て考慮に入れた場合、自動車の総合平均速度は毎時6kmとのことだ。 自転車に乗った方が速い。 それに自動車がなくなれば、交通事故もなくなるだろう。 それでもスピードが求められるのはなぜか? それはもっともっと働くためである。 長く働くために、より速い乗り物にのり、より性能のいいカミソリを使う。 これを本末転倒というのではないか。
UCD
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