
“「道はみんなのものだよ!」”——— p.15
体を動かし、頭を使い、行動する生きた民主主義ってどんなものだろう?「公園をつくりたい」子どもたちの小さな願いから始まる物語が民主主義とは何かを教えてくれる。舞台はベネズエラの首都カラカス。工業化が進んだ町には子どもたちの遊び場はなかった。「道はみんなのものなのに….」疑問から始まる子どもたちの小さな行動が、町を、人々を確かに豊かにしていく。民主主義はいつだってどこからだって始められる。足元からの民主主義をはじめよう。
くるみさ・え・ら書房 2013年
クルーサ文; モニカ・ドペルト 絵; 岡野富茂子, 岡野恭介 共訳
“「道はみんなのものだよ!」”——— p.15
体を動かし、頭を使い、行動する生きた民主主義ってどんなものだろう?「公園をつくりたい」子どもたちの小さな願いから始まる物語が民主主義とは何かを教えてくれる。舞台はベネズエラの首都カラカス。工業化が進んだ町には子どもたちの遊び場はなかった。「道はみんなのものなのに….」疑問から始まる子どもたちの小さな行動が、町を、人々を確かに豊かにしていく。民主主義はいつだってどこからだって始められる。足元からの民主主義をはじめよう。
くるみ“光が強ければ強いほど影の色が濃くなるように、 日米安保の黒い影は、沖縄の米軍基地の周囲で大きく広がっている。”
戦後、特に1972年に日本国憲法が適用されてから、沖縄は 「日本国民」に問い続けている。平和的生存権、所有権、環境権、思想・良心・宗教の自由、学問の自由、地方自治...... これら憲法に書かれている文言を。本書は沖縄の現実と日本国憲法との狭間を照射し、そのズレを浮き彫りにする。それは沖縄だけに留まらない普遍性を持つ。歪みながら癒着する 「憲法体系」と「安保法体系」。この二つの法体系を持つ国 に生きる者が、現実を直視し応えるための一冊。
元山仁士郎