“外交の態様の変遷、外交を制約する国内的条件、国際労働者運動のごとき、その記述において全くふれられないかまたは触れられることの少なくなるのは、自然であろう。”——— p.2
国際政治の推移を現象的な部分だけを切り抜いて考察するのではなく、その現象に潜む構造の変化に着目する。国家間の外交政策にに国内政治が、そして市民の運動が影響を与えたことを歴史が当然のように感じるSEALDsと同世代の若者に、広い国際政治史の中で現在を見つめる機会として是非お勧めしたい一冊。
みつ
岩波現代文 2009年
岡義武 著
“外交の態様の変遷、外交を制約する国内的条件、国際労働者運動のごとき、その記述において全くふれられないかまたは触れられることの少なくなるのは、自然であろう。”——— p.2
国際政治の推移を現象的な部分だけを切り抜いて考察するのではなく、その現象に潜む構造の変化に着目する。国家間の外交政策にに国内政治が、そして市民の運動が影響を与えたことを歴史が当然のように感じるSEALDsと同世代の若者に、広い国際政治史の中で現在を見つめる機会として是非お勧めしたい一冊。
みつ
“肯定すること、それは軽くすることであり、(...)、生の価値であり、生を軽やかで能動的なものにする新たな諸価値を創造することである。”
SEALDsは個人を高貴なものにする一つの仮面である。われわれは一つの価値に埋没せず、反動的にならず、自分の無能力を嘆いたりしない。われわれは、苦悩を笑い飛ばし、この社会で遊び、ステップして踊ることで重くるしいものを軽やかにする。われわれの活動は、ルサンチマンからくるリアクションではなく、緊急のアクション、「〈実存の様式〉の能動的表現」である。SEALDsと共鳴する生の肯定の書。誤読かもしれないが、ヒントはこの本の中から得た。
UCD