“私たちの生にまつわるあらゆる問題は政治の問題だ。”——— p.200
なぜ私たちの声は議会へ届かないのだろうか、いかにしてこの状況を乗り越えればよいのだろうか。本書において筆者は、これらの問いに真摯に向き合う。選挙やデモだけではない、政治に声を届ける方法は様々にある。市民と政党との豊かなコミュニケーションこそが、代表制民主主義再生の鍵となる。政治とは政治家だけでなく、お金持ちのエリートだけでなく、この国に暮らすすべての人のものだ。これは、紛れもないあなたの話なのだ。
塩田潤
岩波現代全書 2015年
三浦まり著
“私たちの生にまつわるあらゆる問題は政治の問題だ。”——— p.200
なぜ私たちの声は議会へ届かないのだろうか、いかにしてこの状況を乗り越えればよいのだろうか。本書において筆者は、これらの問いに真摯に向き合う。選挙やデモだけではない、政治に声を届ける方法は様々にある。市民と政党との豊かなコミュニケーションこそが、代表制民主主義再生の鍵となる。政治とは政治家だけでなく、お金持ちのエリートだけでなく、この国に暮らすすべての人のものだ。これは、紛れもないあなたの話なのだ。
塩田潤
“抑圧者、被抑圧者、双方の人間性を回復しようとするとき、その闘いは意味をもつ。”
第三世界で識字教育を行ったパウロ・フレイレの代表作で ある。生活保障の分野で 1 冊と言われ、まずこの本を思い浮かべた。 1968 年初版の本書における被抑圧・抑圧の関係は、 現代を生きる私たちにあまりに身近だ。社会制度に変革が求められるとき、私たちはこの社会の抑圧者として、あるいは被抑圧者としてどのように現実を告発する言語・思考を獲得すべきか。いずれにせよ、それは果てしない人間化のための 闘いであり、本書はその指南書である。
大澤 茉実