“この本をどうしても出したかった理由は、自分たちみたいにたった数人で、僕らの知らない街で何かを始めようとしている、ほかならぬ「あなた」に読んでほしかったからだ。”——— p.5
社会を変えたくても、自分ができることでなければ、自分のやることでもない。 社会に不安があっても、受け流せばいい。2015年の夏、 安保法制にNOと叫んだ若者 — SEALDsは、この閉塞感を破った。 彼らは初めてデモをした。 初めてトラメガを持った、コールをした、スピーチをした。 初めて新聞やテレビに映った。 希望と呼ばれ、馬鹿と呼ばれた彼らは、なぜ行動を起こしたかのか。「私」には何ができるのか。 これはその闘いと葛藤の軌跡である。
どっきょ
BOOK'S SELECTION
沖縄戦が問うもの
林博史 著
大月書店
2010年
“戦争責任をとるということは、言葉で謝るだけではなく、同じ過ちをくりかえさないように政治社会を作りなおすことではないだろうか。” ——— p.159
戦争の経過。死者数の羅列。戦場の名前。それだけでは重要なことが切り落とされるだろう。そこには、違う背景を持った他の誰でもない一人一人が存在したという事。その戦争でそういった「個人」の命や尊厳が奪われた事。唯一の地上戦が行われた沖縄戦。そこから学ぶべきは、軍や政府という 「組織」が進めた戦争に、どのような「個人」が巻き込まれていったのかということだろう。それに対する想像力が同じ過ちをくりかえさないための社会を作る。
いたる
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