「ではどうすればいいのか?」 ――この問いを正面から考えていく必要がある。” ——— p.6
「成長」という目標の追求は、現代社会の人々の豊かさや幸福の源となっているだろうか。 「再分配政策を通じた成長」という構造ではなくパイの拡大= 経済成長とし、経済成長をナショナリズムとも関連させてきた 戦後日本の文脈。福祉国家と経済成長は相反しない。市場への自由放任とケインズ主義的積極財政の対立とは「(経済)成長志 向」という点では同じ土俵に立っている。現代日本の経済の思考を読みとき示される「ではどうすればいいのか?」
和葉
BOOK'S SELECTION
想像ラジオ
いとうせいこう 著
河出書房新社
2013年
“亡くなった人の声に時間をかけて耳を傾けて悲しんで悼んで、同時に少しずつ前に歩くんじゃないのか。死者と共に” ——— p.141
あの日失われた多くの命。 私たちはもう彼ら彼女らには出会えないのだろうか。 何事もなかったかのように暮らしてゆかねばならないのだろうか。 そうして他愛もなく話している時、私たちはふと気づく、こうして話している言葉を彼らも彼女らもまた話していたのではなかったか。 私たちが言葉を話す、と同時に言葉が私たちを話させる。 想像せよ。耳を澄ませば聞こえるはずだ。 そして語り続けよ。 未来のために。「想—像—ラジオ—」
羽鳥涼
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