“日本国憲法を生み出した力、それは決して国家対国家の、勝者対敗者の政治力学からだけではなかった。”——— p.381
日本国憲法が「押し付けられた」ものであり、だからこそ「自主 憲法」制定が必要だという言説が根強く存在している。では、憲 法はどうやって制定されたのか、また俎上に上る「9条」がどん な背景によって生まれたのか、私たちはどれほどわかっているのか。戦後 71 年目の今、この国の憲法が変わるかもしれないその時に、私たちの国の憲法がどのように誕生したのかを知ることが、強い意味を持っています。単純な「押しつけ憲法論」に抗するために。そして本書は、そのための最上のテクストです。
JGJ
BOOK'S SELECTION
丸山眞男セレクション
丸山眞男 著; 杉田敦 編
平凡社ライブラリー
2010年
“大衆運動のゆきすぎというものがもしあるとす れば、それを是正していく道はどういう道か。それは大衆をもっと大衆運動に習熟させる以外にない。” ——— p.102
「戦後民主主義」とか何とか言われるけれど、少なくとも今の政治状況を考えるのならば、避けては通れない偉人が少なくと も一人はいる。丸山眞男。戦後の政治学をリードし、「夜店」 のなかで人々の政治的判断を説き、何より彼は日本政治思想史 のクラシックであった。 あれから71年が経ったけど、まだ何も古びちゃいない。日本 の思想に寄り添い、彼は民主主義を日本語で語った。民主主義 を私たちのものにする、そのための第一歩として。
SOB
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